【青色申告】記帳を始めるときは、開始残高の設定に注意


今年から青色申告をはじめた人は気を付けたほうが良いと思います。

・銀行口座の残高
・売掛金の残高
・前払費用の残高
・固定資産の開始残高

2年目からは必要のない項目で、1年目の開始時の時だけ気を付けないと残高があわないとか、「貸借対照表」の数字がおかしいとかそういうことになります。

青色申告書の「貸借対照表」をみて、マイナスになるとかそういうのがないかをチェックしてみてください。

先生、『せっかく一年間頑張って会計帳簿をつけて申告しようとしたのに、税務署の窓口で「貸借対照表の金額が違ってませんか?」と指摘を受けた、どうしてでしょう』ってお問い合わせがあるんですが、どうしてでしょう?


意外に多いのが、資産がマイナスになっているというケースです。特に「現金」勘定や、固定資産の勘定科目の期末残高がマイナスになっていると、これは問題です。


このケースは、白色や簡易帳簿から青色の複式簿記に移行した年度で起こり易い。初めて貸借対照表を作成するにあたって、最初に固定資産の未償却残高を登録するのを忘れ、期末に減価償却してしまうと、減価償却分だけマイナス残高が発生してしまうよ。
貸借対照表の金額が違っているみたい。ナゼ?|青色申告ガイダンス(株式会社ピクシス)

チェックされるところって、だいたい決まっています。不慣れだとわかりませんが、慣れてくるとパッと見ると、これはありえないかなという感じですぐにわかります。

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